2024年3月6日 / 最終更新日時 : 2024年3月6日 symbiotic 災害ケースマネージメント 誰も取り残さない災害支援⑫=災害ケースマネジメントの現在地= 能登半島地震の被害に会われた方々に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。被害に会われた方々と災害支援に対応されている方々が、1日でも早く日々の暮らしに戻れることを願っています。 ☆能登半島沖地震における災害ケースマネジメント☆ &n➡ 続きを読む
2023年12月26日 / 最終更新日時 : 2023年12月26日 symbiotic 災害ケースマネージメント 誰も取り残さない災害支援⑪=ケースマネジメントをする伴走者= ☆災害支援のおわりの後にあるものは☆ 災害支援にかかわる制度には、ほとんどのものに期限が設けられています。その期限が過ぎた時に、まだ日々の暮らしに戻れていない被災者の方々を助けられるのが地域福祉の制度なのではないかと考えます。 (一社)チーム王➡ 続きを読む
2023年11月2日 / 最終更新日時 : 2023年11月1日 fromeast 災害ケースマネージメント 誰も取り残さない災害支援⑩=制度化をするということ= ☆災害支援の根や幹にする☆ 全国には災害が起きた時に駆けつけてくれる、稀有なボランティアの方々がいます。しかし大きな災害になればなるほど、民間のボランティアだけで被災者の生活再建までを支援することは難しいと、伊藤さんは考えています➡ 続きを読む
2023年9月26日 / 最終更新日時 : 2023年9月26日 symbiotic 災害ケースマネージメント 誰も取り残さない災害支援⑨=平時からの備え= ☆災害支援を終わらせようとしたときに見えてきたもの☆ ある日突然始まった、チーム王冠の災害支援でしたが、災害という局面が終わろうとしていた時にそれは見えてきました。 そのころになると、災害支援でできることは少なくなってきているにもかかわらず、災➡ 続きを読む
2023年8月18日 / 最終更新日時 : 2023年8月18日 symbiotic 災害ケースマネージメント 誰も取り残さない災害支援⑧=支援の計画性と総合連携= ☆被災者に必要な情報が伝わるために☆ 自然災害はどんな人にでも容赦なく襲いかかります。年金でつつましく暮らしている高齢者でも同様です。災害時には被災者のための制度があり、これを活用して、1日でも早く穏やかな暮らしを取り戻すことが理想的です。災害➡ 続きを読む
2023年7月6日 / 最終更新日時 : 2023年8月18日 symbiotic 災害ケースマネージメント 誰も取り残さない災害支援⑦=5つのポイント= ☆アウトリーチで重要な視点☆ 災害ケースマネジメント宣言(『誰も取り残さない災害支援⑥=災害ケースマネジメント宣言=』参照)の中で掲げている5つのポイントは、東日本大震災の実践の中から生まれてきています。 ②アウトリーチ 住民の➡ 続きを読む
2023年6月15日 / 最終更新日時 : 2023年6月15日 symbiotic 災害ケースマネージメント つながりを創る⑤==災害と「伴走型支援」岩泉町での実践== 岩手県大船渡市における当財団による東日本大震災からの復興支援は、被災者への伴走支援にとどまらず、被災地域に伴走者を増やすこと、人と人とのつながりを創ることに力を注ぎました。被災地の復興が、少しでも安心して生活ができる地域の創造につながることを願い、支援活動に➡ 続きを読む
2023年6月2日 / 最終更新日時 : 2023年6月28日 symbiotic 災害ケースマネージメント 誰も取り残さない災害支援⑥=災害ケースマネジメント宣言= ☆災害ケースマネジメント宣言☆ 2019年11月19日。石巻市の洞源院にて、「第一回災害ケースマネジメント構想会議」が開催されました。東日本大震災において、在宅被災者など支援から取り残された被災者への支援が必要であり、すべての被災者の生活の再建が支援の軸であ➡ 続きを読む
2023年3月20日 / 最終更新日時 : 2023年3月17日 symbiotic 災害ケースマネージメント 誰も取り残さない災害支援⑤=みなし仮設の被災者と在宅被災者= ☆みなし仮設からの「助けて」の声☆ 在宅被災者への全戸訪問調査を進める中で、応急借上げ住宅(以下、みなし仮設と表記。)で避難生活を送る被災者の方々と出会う機会がうまれていました。2011年の時点で一般社団法人チーム王冠(以下、王冠と表記。)は、➡ 続きを読む
2023年2月24日 / 最終更新日時 : 2023年2月24日 symbiotic 災害ケースマネージメント つながりを創る④==被災者の生活再建に必要なつながり== 〇民間団体と行政が相互多重に協力する 2014年、公益財団法人共生地域創造財団大船渡チーム(以下、「大船渡チーム」と記載)は、被災世帯等へのパーソナルサポートに加え、応急仮設住宅からの退去・生活再建支援を事業として大船渡市と共に進めることとなる。同時期、大船➡ 続きを読む
2023年2月17日 / 最終更新日時 : 2023年8月4日 symbiotic 災害ケースマネージメント 誰も取り残さない災害支援④=やろうとしたことは災害ケースマネジメントだった= ☆在宅被災者の全戸調査が始まるまで☆ 2011年震災当初、チーム王冠の拠点は大河原にありました。10月に任意団体として活動するよりも社会的に信用が得られること、助成金など申請しやすくなること(残念ながら当時は在宅被災者の認知度が無かったため助成金の審査は通ら➡ 続きを読む
2023年1月17日 / 最終更新日時 : 2023年2月16日 symbiotic 災害ケースマネージメント つながりを創る③==災害で人を活かすつながり== 『つながりを創るブログ』 第3回 実践していた災害ケースマネジメント 〇世帯の状況に合わせた個別の生活再建をマネージメントする 実態調査が概ね完了した2013年6月以降、出会った被災世帯のうち、生活課題を確認した世帯については、継続的に訪問活動が行われた。特➡ 続きを読む
2023年1月13日 / 最終更新日時 : 2023年2月16日 symbiotic 災害ケースマネージメント 誰ひとり取り残さない災害支援③ =「助けて」の声に応答する支援= ☆1人1人の声を聞くためのリストを作る☆ チーム王冠の支援は、石巻市渡波地域の在宅被災者との出会いをきっかけに、山元町から石巻市まで広がりました。メインで動いているスタッフは3名です。この少ない人数で、全国から届く貴重な支援物資を無駄にしないよう、必要なもの➡ 続きを読む
2022年12月5日 / 最終更新日時 : 2023年2月16日 symbiotic 災害ケースマネージメント つながりを創る②==だれも取り残されない災害支援== 『つながりを創るブログ』 第2回 支援が届かない在宅被災者の存在 なぜ、発災から1年半もの間、在宅被災者への支援が行き届いていなかったのか。 在宅で被災した方々の多くは、津波にさらされたが流失を免れた住宅がありそこにに住む人や、諸事情があり仮設住宅には入らず賃➡ 続きを読む
2022年12月2日 / 最終更新日時 : 2023年2月16日 symbiotic 災害ケースマネージメント 誰ひとり取り残さない災害支援② =在宅被災者との出会い= ☆「助けてください。食べるものに困っています。」☆ 発災から1か月が過ぎたころ、任意のボランティア団体“チーム王冠”として、伊藤さんたちは、山元町から名取市までの避難所へ支援を続けていました。この頃になると、全国から支援物資が届いており、避難所では2週間おに➡ 続きを読む