2011(平成23)年3月11日、東日本大震災が発災しました。その発災3日目より、各地で困窮者支援を行うNPO 法人ホームレス支援全国ネットワーク、西日本に展開するグリーンコープ共同体が協働で支援活動を開始し、6月には、東日本に展開する生活クラブ事業連合生活協同組合連合会が参画しました。3 団体はホームレス支援の機動力と、生協からの車両や支援物資、物流網の強みを活かし、ボランティアの派遣、炊き出しや緊急物資配布を行いました。

 同年11月に「一般財団法人共生地域創造財団」を宮城県仙台市に設立し、岩手県大船渡市と併せて2 拠点で活動を始めました。翌年10月には長期的な支援を続けるべく、公益財団法人の認可を受けています。活動を続ける中で、石巻、大槌、陸前高田と活動拠点を増やし、それぞれの地域が抱える課題に向き合ってきました。そして、さらに被災地に寄り添いながら共に歩むべく、大槌、大船渡、陸前高田の3 事業所は独立を目指します。

共生地域創造財団の事業所