支援活動

共生地域創造財団は「伴走型支援」に基づいた支援活動をしています。

伴走型支援とは

 

困っているひとたちや生きにくさを抱えたひとたちが様々な頼れる場所を地域の中に見つけられるような支援です。支援のその先には支援する人とされる人が固定化するのではなく、地域に住むみんなが自分の出来ることで支え合って誰ひとり孤立しないよう、伴走型支援を通して人との繋がりや居場所等の仕組みがびっしりと張り巡らされた共生社会を目指します。

共生地域創造財団が行う「伴走型支援」

  1. 出向いて探す(アウトリーチ) —出会うための訪問活動を行う—
  2. 出会う —出会う事から始まる支援—
  3. 聴く(真摯な姿勢での傾聴※1) —人を大切に思う・当事者から学ぶ姿勢—
  4. 声を拾う(困りごと、悩みごと) —「主訴」に気づき、一緒に考えようとする姿勢—
  5. 見通しを立てる・伝える —希望への道程となる支援プランをつくる。また、伝える—
  6. 必要な地域資源と協働して伴走する —行政、民間団体との協働をコーディネートする—
  7. 対象者が主体になり得る地域を創造する —相互多重的に支え合える地域創りを目指す—

※1:聴く側の3要素

「共感的理解」に基づく傾聴

聴き手が相手の話を聴くときに、相手の立場になって相手の気持ちに共感しながら聴く。

「無条件の肯定的関心」を持った傾聴

相手の話の内容が、たとえ自分と違う考えであっても、初めから否定することなく、なぜそのようなことを考えるようになったのか関心を持って聴く。

「自己一致」に基づく傾聴

聴く側も自分の気持ちを大切にし、もし相手の話の内容にわからないところがあれば、そのままにせず聴きなおして内容を確かめ、相手に対しても自分に対しても真摯な態度で聴く。