2024(令和6)年1月1日の能登半島地震において被災された方々に心よりお見舞い申しあげます。家を失い、愛する人を失った方々の痛みはいかばかりかと思います。
今回の地震と津波により被災された方々に対して共生地域創造財団として支援活動の準備が整いましたのそのご報告と多くの方々のご支援をお願いしたいと思います。

共生地域創造財団では金沢市内のキリスト教会の協力を得て支援拠点を設置しました。次週8日には稼働できる体制となりました。また、宮城県フードバンク、グリーンコープ生協、生活クラブ生協が支援物資の提供をして下さいます。
既に地元で活動されている団体と連協協働することで一日も早く被災された方々に支援をお届けしたいと思います。
共生地域創造財団は、東日本大震災の折にホームレス支援全国ネットワーク、グリーンコープ生協、生活クラブ生協の三者が協働し設立しました。以来、全国の災害対応と共生地域の創造を目指し活動しています。

お寄せいただきました寄付金は、①支援物資の調達 ②被災した地域で「復興支援」や「生活再建支援」活動に取り組むNPO法人(任意団体含む)への支援 ③財団独自の支援活動のために用いらせていただきます。

小さいけれど、継続的な活動が「誰かと誰かをつなぎ」ともに支え合う「共生社会」創造への道であると考えます。

財団の活動方針は以下の通りです。
「最も小さくされた人に偏った支援を行う」
主旨、目的ご理解の上、ご支援よろしくお願いいたします。

理事長 奥田知志  2024.1.5

 
 
 
 
共生地域創造財団とは

東日本大震災により高齢者やこども、精神疾患者など社会的困窮が浮き彫りになりました。わたし達は被災者支援の枠組みの中で、そういった方々への伴走型支援を行い、課題の解決に取り組んでいます。近年全国各地で地震災害、豪雨災害が発生している被災地域においても支援の届きにくい方々へ伴走型支援や中間支援を行っています。

伴走型支援とは

困っているひとたちや生きにくさを抱えたひとたちが様々な頼れる場所を地域の中に見つけられるような支援です。支援のその先には支援する人と支援される人が固定化するのではなく、地域に住むみんなが自分の出来ることで支え合って誰ひとり孤立しないよう、伴走型支援を通して人との繋がりや居場所等の仕組みがびっしりと張り巡らされた共生社会を目指します。

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