秋田大雨災害への支援④

7月の大雨の被害に会われた方々に心よりお見舞い申し上げます。9月にもまた新たな地域に大雨による被害が出ております。被害に会われた方々と災害支援に対応されている方々が、1日でも早く日々の暮らしに戻れることを願っています。

 

秋田市で活動されているNPO法人あきた結いネットさんでは、

発災直後より被災者の方々への物資支援を中心とした困りごと相談を行っております。

 

まだ天気予報で雪のマークが出てきておりませんが、朝晩はストーブが必要な気温となっている

秋田市です。

 

結いネットさんの訪問調査により状況が明らかとなりました。

10月末に新聞記事にも掲載された越冬支援のため、

一般社団法人チーム王冠さんからの布団の支援物資を一緒にお届けしました。

積み込みをボランティアさんにお手伝いいただきました。ありがとうございます。

大きな車2台分に布団セットと毛布を詰め込めるだけ詰め込み、

秋田市が用意してくださった支援物資の保管場所へ搬入しました。

布団とカバーもセットになっています

 

秋田市の社会福祉協議会さんを通じて、現在はストーブの貸し出しが行われております。

また、遊学舎さんでも暖房器具や布団の支援を行っております。

遊学舎さんにも毛布をお届けしました。

 

秋田市の災害支援の中で出会った方々の生活再建の様子についても、

今どのように進んでいるのか、直接お話を聞くことができました。

応急修理制度のための見積もりが難しく、まだ制度の申請にも至っていない家屋。

大工さんが入り、床の張替えが進んでいる世帯もありました。

また、引っ越しをしている世帯もおります。

そして、家屋の修繕を諦めて解体した家屋の更地がぽっかりあるところも。

被害のあった地域のコミュニティーが変わってしまっている様子は、

とても寂しく感じているというお話がやはり、お話を聞く中で出てきます。

搬入作業の様子

様々の思いの中にある被災した方々が、1日でも早く日常の暮らしに戻れるように、

本人と一緒に相談しながら生活再建を進める、災害ケースマネジメントの形が早くように。

できることから行動したいと思いました。

【 記事:吉田 】

〇この活動は公益財団法人日本財団の助成金を利用しています。

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