秋田大雨災害への支援③

7月の大雨の被害に会われた方々に心よりお見舞い申し上げます。9月にもまた新たな地域に大雨による被害が出ております。被害に会われた方々と災害支援に対応されている方々が、1日でも早く日々の暮らしに戻れることを願っています。

 

秋田市で活動されているNPO法人あきた結いネットさんでは、

発災直後より被災者の方々への物資支援を中心とした困りごと相談を行っております。

 

発災直後から続けている炊き出しは、前日から仕込みを行い、

当日は朝4:30から準備が始まります。

今回はおにぎりに加えておいなりさんもあります。

朝storycatに来る時間は決められていませんが、

早い時間からボランティアの人が集まってきます。

毎回、笑顔があふれる朝の支度の時間。

お結びを届けてくださっていたCocoto様の分も、

今回はおにぎりを握ります。

わかめおにぎり握ります。

どんどん増えている炊き出しのメニューですが、

被災している方と被災していない方が外から見ただけではわからない現地では、

被災当事者は仕事や日常やることを行った上に、

自宅の修繕や災害にかかわる複雑で煩雑な申請書などの書類申請を行います。

被災者の方がひと時でもほっとできるために集まったボランティアです。

 

床の乾燥が終わり、運よく施工業者によって修繕ができるお宅では、

工事の間キッチンは使えないことが多いです。

様々な状況の中にいる被災された方々が、少しでも一息つける場所がここstorycatが

作っている場所なのかもしれません。

岩手県立盛岡商業高等学校の学生ボランティアさん。引率の先生もお手伝いありがとうございました。

 

炊き出しと物資配布については次回が最後となりますが、

被災された方々一人一人の生活状況をお伺いしておりますので、

継続した今後の支援につなげられるように、智慧を出していきたいところです。

次回が最後の炊き出しです。

 

直近の心配事は、在宅被災の方々が体調を崩すことなく冬を過ごせるのかになります。

秋田の冬は暖房器具1台では足りないくらい寒いです。

微力ながら、全国から暖房器具の寄付が届き始めています。

来月には雪が降るかもしれない秋田ですが、現地の方々の声を大切に聞きながら、

その声に応えるように、今後も現地を応援していければと思います。

復興はまだまだ道半ばです。

【 記事:吉田 】

〇この活動は公益財団法人日本財団の助成金を利用しています。

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