東日本大震災の被災地の今を知る~大船渡市・陸前高田市~

大船渡市綾里湾23.8m

陸前高田市広田湾18.3m

 

これは痕跡から確認された津波の高さです。

大きな津波が来た日あの日から10年以上が過ぎました。

現地の復興の様子、現地にはどんな景色が広がっているでしょう。

大船渡市内の様子

大船渡市では、在宅被災者が支援から取り残されている実態が

民間支援団体の個別訪問調査により明らかとなると、

すぐに行政がこの課題に対応しました。

行政・専門機関・民間団体が協力しながら1人1人に合わせた支援をする、

伴走型の災害支援は現在でも続けられています。

この支援の中心となっている民間団体が、NPO法人きょうせい大船渡です。

被災者支援の知見を秋田市の災害支援につなげています

 

人や家屋に多くの被害が出た陸前高田市には、

「働きづらさを抱えているすべての人」に対し、

社会との関係性を回復し、その人なりの働き方を実現することを支援する

一般社団法人スナフキン・アンサンブルがあります。

奇跡の一本松のある海の様子

そして阪神淡路大震災とつながる灯が、今でも灯されています。

灯は燃え続けています

この灯と共にあるのは、伝統的な宮大工の技術を今に伝える、

気仙大工左官伝承館にある、この地域にほんの少し前まであった木のぬくもりのある家屋です。

冷房が無くても海からの風で涼をとることが出来ます

現地の今を伝えるための、小さなツアーを

現地の団体と一緒に計画しています。

どうぞ、この機会に現地に訪れてみてください。

【 記事:吉田 】

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