芸術の秋!食欲の秋!アキないサロンの秘訣とは?の巻

朝晩の寒さを感じつつ、参加している皆さんも秋深まる装いになってきた頃。

布草履に挑戦して早5カ月。大人サイズの布草履の作り方を習得した頃、冬に備えてスリッパタイプも作ってみたいとの声がありました。

ところが、布スリッパの作り方がなかなか見つけられず、ようやく見つけた作り方をなんとか習得。私たちが選んだ布スリッパは、足の甲部分を格子状に編んでいくタイプです。スタッフもちょっと作り方に不安はありましたが、皆さんの期待に応えるために一緒に挑戦!

足底部分は布草履と同じ作り方なので、それぞれ個人作業。布草履づくり習得から少し時間が経ってしまったので、ところどころ忘れていましたが、編んでいくうちにすぐ感覚を取り戻し完成。ここまでは完璧です!

そして、いよいよここからが不安要素たっぷりの甲部分に取りかかります。自分の足のサイズに合わせて編むため思いのほか大苦戦。何度も足の甲に合わせ、ヤーン(Tシャツをさいて、紡いだ糸)を締めたり緩めたりと汗をかきながらも編んでいきます。

ところが、スタッフの選んだヤーンの色が見づらいとお指摘を受けることに・・・それでも少しずつコツをつかみ、格子柄が出てくると皆さんの表情がいっきに安堵の表情に変わります。スタッフもホッと一息。できあがった布スリッパを見ると格子柄の表情もそれぞれ違って、唯一無二の布スリッパができあがりました。

足底はモチモチ、甲はフワフワのスリッパが完成しました!

翌週のサロンでは、地元では知らない人は絶対にいない!古くから山田町民に愛される山田せんべい(※下記・左写真参照)を使ったアレンジ料理に挑戦しました。山田町民は、「山田せんべい」と言えば焼かれたものではなく、焼く前の生せんべいが当たり前の、不思議な名物です。

その独特な「山田せんべい」を使ったアレンジ料理は、なんと「てりやきラップサンド!」

甘い山田せんべいをスイーツではなく、おかず系クレープへと大変身させます!

実は、このアイディアは大槌事務所・食いしん坊3姉妹の次女・中居の「以前、山田せんべいを使ってピザや生春巻きを作ったことがあるよ」という話からヒントを得て、ラップサンドにアレンジすることになりました。

わたしたちが開催するサロンが“飽きない”と好評なのは,、大槌事務所3姉妹がアイディアを出し合い、何よりわたしたち自身が楽しむことに秘訣があるんです!

※山田生せんべい…見た目はまるでゴムのようですが、噛めば噛むほど胡麻の風味と甘みが広がります。食感はモチモチと弾力があり、焼きせんべいには熟練の業が必要だとか…生せんべいや焼きせんべいに加え、やまだせんべい餅やロールケーキ、現地でしか味わえないソフトクリームなどがあります。 左が「大人のチーズスイーツパイ」

右が「山田せんべいラップサンド」

当日お母さん達は、「えっ…大丈夫?」と不安気!心配を裏切る準備は万端です!

それもそのはず、山田せんべいはそのまま食べるのが山田の常識。ラップサンドも知らない皆さんが、ご飯のおかずの「とりの照り焼き」を巻いて食べるなんて、想像ができるはずもありません!

山田せんべいに鶏の照り焼きと生野菜とた~っぷりのマヨネーズをかけて巻き巻き。どんな感想をもらえるか楽しみです♪

そしてもう一品。春巻きの皮に桃やリンゴのジャムを入れ、そこにクリームチーズもトッピング!それをキツネ色に揚げれば、あっという間に「大人のチーズスイーツパイ」の完成!パイ生地だと手間がかかりますが、春巻きの皮なら手軽に作れます。

それぞれ完成し、熱々のうちに実食!!

興奮を抑えきれなかったのは、やっぱり山田せんべいラップサンド!ごまの風味と、もちもち生地が鶏の照り焼きが相性抜群⤴

皆さん「これはうんめ~なぁ!孫が来たら、かっせぺぇ(食べさせる)」と声をそろえます。

「やっぱり若げぇもんはアイディアがすげぇがな!」と、たくさん褒めていただきました。

超簡単にできちゃう2つのアレンジ料理、ぜひお試しください♡

(芳賀)

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