みんな農園~第31弾 甘くみてました。サツマイモだけに~

岩手県大槌事務所では、2019年に発生した台風19号で被害を受けた山田町船越地区で住民さんと共にコミュニティ農園を開園しています。

 

食欲の秋とよく言いますが、秋が来る前から食欲が増加し、ここ最近では常に満腹感を感じている農園隊長村上です。

ある日のサロン開催の日、参加されているお母さんから「サツマイモ掘ったぁすか?霜が降りてから掘ると黒くなるがら掘ったほうが良いよ」とアドバイスを頂いたので、焦ったスタッフはサツマイモの収穫決行。

今回のブログでは昨年に引き続き、みなさんが楽しみにしているサツマイモ収穫の際の様子をお伝えします。

サツマイモ掘りを決行するため、草むらで鈴虫達が気持ちよく唄っているところを遠慮なしに邪魔しつつ、早急に草取りを完了させ、早速集まったお母さん達と一緒にサツマイモの収穫作業。

スタッフはもちろん、お母さん達も昨年の出来が思いのほか最高だった為ため「今年も良いのができてるんじゃない?」と期待大。張り切って掘っていきますが「あれ?出てこない…」

どんどん掘り進めますが、今年はなかなかサツマイモが姿を見せてくれません。

やっと見つけた!と思ったサツマイモは太さはあるものの短いものやレンコンのようにくびれがあるもの、また耕した際に深さが十分ではなかったため、いびつに曲がってしまったものがたくさん。

そのため掘っている最中に、土の中で折れてしまうものや傷がついてしまうものが多く、作業も慎重になります。「今年はあんまり物がよぐないねぇ」と話しながらも、それでも諦めきれないみなさんは「大丈夫!そのうち大きいのが出てくっから!」と真剣に深く掘り進めます。

すると、なんということでしょう!今回はみなさんの信じる気持ちが実を結び、おったまげぇなサイズのサツマイモがどんどん出てきました。これにはスタッフもお母さん達もびっくり大興奮!

一番大きなサツマイモに「あっ!」っと声をあげ、びっくり&大興奮

3年目の農園でも、まだまだガレキが出てくるため回収しながらの作業に苦戦中

 

昨年より収穫数は少なかったものの、それでもとんでもなく大きなサツマイモに「これがお宝だったらもっと興奮すんがなっ」と妄想も膨らみ大いに盛り上がります。

今年度の農園活動は残すところあと僅か。秋のビッグイベント朝市で終了となります。

最後の朝市に向け、ほかの野菜たちもすくすく成長中!今まで以上ににぎやかな朝市になるよう準備を進めていきます。

(むらかみ)

おまけの一コマ農園から見える風景〉

農園から撮影した夕暮れ時の一枚

片付けを終え、ふと顔を上げると、堤防に見覚えのあるお二人の姿を発見

寡黙で背中で語るY父ちゃんのところに、散歩中のR母ちゃんがトコトコ歩いていき、ふたりで海を眺めている後ろ姿をパシャリ

農園をきっかけに仲良くなったご近所さん

私たちの目指す、みんな農園

 

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