被災地が活気を取り戻すまで

東日本大震災で宮城の桂島で炊き出しの支援をしてから、
今日までBOND&JUSTICE(以下、ボンジャスと表記)は、
全国の被災地で支援に関わるたびに、
その地域が活気のあるコミュニティを取り戻すまで関わり続けています。
11月に佐賀県大町町、熊本県人吉市で、
豪雨災害からの復興の途中にある地域の方々へ、
東北からのエールをボンジャスさんらしい形で届ける準備に同行させてもらいまいした。

いつものワンボックス到着!
ボンジャスさんの車が到着したのは、塩釜仲卸市場。
「こんっちは。」(大土さん)
「しばらく見なかったけど、今度はどこ行ってたのぉ~」(お店の人)
「九州行ってました。ははは。」(大土さん)

おいしいイクラが並ぶ『渡邉魚叶商店』
こんな気さくなやり取りが、笑いと一緒に交換されていきます。
- 立派なほっけの開き♪
- 魚藤ふじや商店のお母さん。
- まぐろの中トロが安い!鈴木商店
- ひがしものを扱う、水上商店さん。
次にボンジャスの大土さんが向かったのは・・・

マリンゲートに向かいます。
新型コロナの感染拡大を気を付けていたら、
3年ぶりに島民さんたちに会いに行く今日となったそうです。

79歳の現役牡蠣漁師の師匠と歓談~。
島の復興公営住宅の縁側で、元気なお母さんたちに囲まれて、
大土さんが本当に島民のように愛されているのがわかる時間でした。
震災から交流を続けてきて、自然に支援する側される側の関係ではなく、
地域の一員になってしまうのが、ボンジャスさんの支援の在り方なのだと感じました。
そんな人の復興を大切にする大土さん、
九州に入る前に、東日本大震災で支援してもらった恩返しとしての、
大阪府泉大津市でのさんま祭りもやっちゃうとのことです。

大船渡のサンマが主役です!
災害からの人が復興してやっと地域が活気を取り戻します。
「地域に活気があふれる。そこまでの道のりを含めて災害支援だと思うんっすよね。」
と大土さんが、
『その中にある大変さも含めて引き受けてるよ』
という顔で話してくれました。
【 記事:吉田 】
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