みんな農園~第26弾 おいしいレタスがとれたッス~

岩手県大槌事務所では、2019年に発生した台風19号で被害を受けた山田町船越地区で住民さんと共にコミュニティ農園を開園しています。

 

みんな農園では昨シーズンまで朝市を十数回開催してきましたが、今シーズンは新鮮野菜を随時みなさんに提供するため、無人販売(実際は有人ですが…)を基本としつつ、時々に朝市を開催することになりました。

今回は今年第一号の朝市の様子をお伝えします!

春と言えば「パリシャキのみずみずしいアレ」と思っている村上は、今年も「玉レタス」に春野菜ドラフト指名!昨年は玉レタスと思って疑わず育ててきたレタスがまさかのサニーレタスという出来事があったため、今回は苗を植える前からグリーンハートやまだの藤原さんに「これは絶対玉レタスですよね?!」と何度も確認してから植えました。

その甲斐あって今回は見事な玉レタスがモリモリと実りました!布草履作りがきっかけでお友達になったお母さんは、朝市OPENまでの間、杖をふて投げて(放り出して)収穫作業を手伝ってくれました。玉のような汗を流しながら玉レタスの大収穫です。

レタスのほかにも藤原さんの甘くておいしい自慢のトマトやキュウリに加え、野菜や花の苗の彩り鮮やかに小さな売店が華やぎました。

今回も口コミでの周知でしたが開催1時間前から続々と農園に集まってきます。しかし、朝市も数十回目となるとみなさんも手慣れたもので、OPEN時間まで腰を掛けそれぞれのんびり過ごしています。そのおかげでスタッフの喉を傷めることなく、すこ~~~~しだけ穏やかな朝市となりました。(本当に少しだよ)

「野菜が高騰してるのにこんな(安い)値段でいいの?」「それでも年金暮らしには助かんがや」と、手ごろな価格の野菜にみなさんが嬉しそう。そしてスタッフや農園作業に集まる仲間たちは、その喜ぶ姿を見て大満足です。

この農園の目的は野菜を売ることではありません。地域の方々が農園に賑やかな声を求めたり、役割をもって農作業を懸命に行う「友達が集う場所」です。その共通する想いこそが、仲間たちと創りあげた3年間の成果とも言えるのです。

ぜひ、ご興味のある方は、わたしの自慢の農園&仲間たちに会いにきてみてはいかがでしょう??

心配そうな親鳥の視線の先には…

5つの小さなタマゴたち。元気に育ってね!

 

(村上)

 

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