一緒に”いる”ことから始めたい。 福島事務所開設しました。

5月より、福島事務所開設に伴い、スタッフとして入職いたしました豊田佳菜枝です。

震災後10年が経過し、福島では、震災後の人々の生活を支えるために、様々な団体が活動しています。

入職後、いくつかの活動現場を見せていただきました。

震災後全村避難となり、解除された今もう一度故郷を取り戻そうと活動している団体、地域の里山を守りながら、震災孤児の支援をしている団体、どれも震災からの日々の積み重ねを考えたとき、何か言葉では表すことのできない深さと重さを感じます。

今確かなことは、福島で生まれた一人として、福島の人たちと一緒に生きていきたいということです。そのために、多くの方々と出会い、耳を澄まし聴き、目を凝らして見ることを続けたいと思います。

掲載した写真は二本松市で、毎年10月に行われる「二本松提灯祭り」です。

地元を離れて暮らす人々も、このお祭りには帰ってくる人が多いのです。

お祭りは、故郷への愛着と人とのつながりを維持するための大切な行事です。

【 記事:豊田佳菜枝 】

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