全国居住支援法人協議会設立シンポジウムへ参加しました

6月29日(土)、明治大学リバティタワーホール(東京)にて、

全国居住支援法人協議会(以下、全居協)の設立シンポジウムに参加してきました。

       

全居協は、奥田理事長が共同代表で立ち上げた団体であり、

住まいと暮らしの一体的支援の重要性を皆で考え、社会に広めていくための協議体です。

 開会の後、奥田理事長が全居協の使命について話されています。

その中で、「家がない」ことの3つの危機を改めて聞く機会となりました。

    【家がないことの3つの危機】

     ①生命の危機

     ②社会的な危機(制度や手続きがない)

     ③つながりの危機(縁の喪失、孤立)

普段の仕事に直結した内容であり、共感と現場実践に必要な方向性に示唆を授かるものでした。

続く元厚生労働省事務次官の村木厚子氏による基調講演「居住支援と共生社会」についての話では、

「住むこと」に必要なものは何か?ということを改めて確認することができた。

     【住むことに必要なもの】

     一つめ

     「衣・食・住」

     二つめ

     「安心できる居場所・味方・誇り」、

     三つめ

     「居場所・出番」

まさに伴走型支援における相互多重関係までの道程と重なっていた。

また、「“施設に入るということは、

すべて(つながりや生きた記憶)を捨てること”であるということ

を忘れてはいけない」という話は、震災後の自分の母を想い出し、とても印象に残った。

シンポジウムでは、異業種での居住支援への取り組みについて、知る機会となった。

特に、(般社)くらしサポートウィズ理事長の吉中由紀氏の発表の中の、

パルシステムの伴走型を目指した取り組みが興味深かった。

今回のシンポジウムから、石巻市の地域課題に向かうための方向性として、

居住支援とそれにともなう地域協働が、きっと必要になってくるのではないかと感じた。

思考し、迷いながらも進んで生きたい。

熊谷 新二

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