えひめ伴走型支援助成『特定非営利活動法人U.grandma Japan』

2018年7月に西日本各地に多くの被害をもたらした西日本豪雨災害。

愛媛県では29名の尊い命が失われました。

わたしたちはこの災害を継起に地域の防災力を上げるため活動されている、

地域の団体を応援しています。

宇和島市にて子どもへの支援を中心に活動している、

特定非営利活動法人U.grandoma Jppanさんの様子です。

子ども学習支援で使用予定の部屋

 

 

 

 

 

 

 

 

地域の住民さんに大好評の『ガキ商店』を今年も開催しました。

来年は『ババ商店』なる大人のイベントも計画しているようです。

 

SDGs項目12「つくる責任つかう責任」

に掲げられているフードロス削減を目指し、

フードドライブなどの仕組みの構築を地域のスーパーと進めているとのことでした。

また、新型コロナウィルスの影響で食費が払えない状況に陥る方々がいるとのことです。

ひとり親世帯へ食料支援することが多い中で、見えてきたのが、

子どもの学習支援があると良いという話が多かったとのこと。

子どもの学習支援の為に、倉庫の中に1部屋増やしておりました。

フードドライブで届いた切り身

 

 

 

 

 

 

 

 

最近では、地元のスーパーが閉店したため、野菜の生産者が売り先を探しており、

その野菜を団体で引き受け、大分で7月の豪雨災害支援をしているNPO法人リエラへ届けたそうです。

 

特定非営利活動法人宇和島NPOセンターでは、HPを整備し各種の情報提供を実施しています。

このHPを整備したことにより、地域の団体や企業から問い合わせが来るようになったそうです。

このように活動がどんどん広がる中、宇和島市内で被害の大きかった吉田地区では、

現在もみなし仮設で生活を余儀なくされている世帯がまだ85世帯あることを聞き、

生活再建がまだできずにいる方々の存在を改めて知りました。

園地の復旧についてはいまだに10%未満しかなされておらず、

最近も香川大学や農業高校などからボランティアを受け入れているそうです。

 

来年の3月まで以下の3つについて何ができるかを考えていきたいと、

代表の松嶋さんは笑顔で話してくださいました。

1、次世代への活動の継承・・・ボランティアへ参加してもらうなど

2、宇和島市内の地域と地域を繋ぐ活動・・・市内の子ども食堂で使用する食材の倉庫を担う

3、南予でのフードドライブ活動の仕組みづくり

今後も彼女たちの活躍を応援していきたいと思います。

【 記事:吉田 】

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