グリーンコープ熊本より福島視察訪問案内
福島市のNPO花見山を守る会を案内、しばし森林浴を楽しんで頂きながら、高橋代表より
震災当時の話や被災された方々への支援と花見山の整備ボランティアなどの話を伺いました。
震災から6年経過しても福島はこれからも、放射能汚染や帰宅困難など色々と解決できない問題が
山積みです。震災から1年を経過した熊本にとっても、今後、どのような活動が必要なのか
高橋代表の話は、とても貴重な話になりました。
福島市から川内村に向かいました。NPO昭和横丁の志田代表が迎えてくださり、
川内村の施設である「かわうちの湯」の休憩室で「イワナの唐揚定食」を頂きながら
志田代表の支援活動の話や川内村の現状などを伺いました。
川内村の現状はやがて、熊本にも起こると志田代表は熱く話されました。
高齢化の進んだ川内村には、これからどのような支援がより必要になってくるのでしょうか?
川内村から富岡駅に来ました。2年ぶりに訪れた富岡駅は様変わりをしていました。
駅が建築中です。近くには建築中のアパートらしい建物も少しありました。
この看板は、そのままでした。大きく変わっていく建造物と震災時より変わらない壊れた看板、
とても象徴的に見えました。
建築中の駅のすぐ後ろには以前訪れた時に見た汚染物質の黒い山が残されたままでした。
こんなにも近くに汚染物質の山がある環境に、戻る選択は厳しい現状としか言えないと思いました。
グリーンコープ熊本の理事長たちは、このあと南三陸や大船渡、亘理、名取などを視察して
戻られました。