物資供給の状況
八月上旬から、いったんは生鮮食品の配送をストップしたのですが、な夏も終わりを迎え季節の変わり目にあたるので、何かニーズがあがってくるのではないかとかつて回っていた集落を再訪しています。ほとんどの地区では仮設住宅が完成し移り住んでおられるのですが、そこで少しずつ生活上の困難が浮かび上がって来ました。被災にあわなかったお家屋が集落の奥に残っているもののボランティアグループにも知られていない。また同じ半島でも東側と西側では買い物に関して様子が違うことなど・・・。「東側では、週に一度は移動販売が来る。しかし西側には震災前に来ていたお店がまったく来ない。しかも来る業者のものは品数が少なく、鮮度も悪く、しかも値段が高い。」
「時間とガソリンを使って小一時間かかる市内へ買い出しに行かねばならない状況にあるものの収入はゼロ。」「自分がパートに出るにも、年齢がネックになっている・・・。」「満潮時には、海水が路面にあふれ家にも辿り着けなくなる。夫の漁業は見込みが立たない。」
このような様々なお話しを聞くにつれ、新たな支援の方法を考えていかねばと強く感じました。