3.11ずっと忘れない気持ちを胸に

雪の朝の三陸鉄道南リアス線に乗り、JR釜石線を乗り継いで生活クラブ岩手(花巻市・なはんプラザで開催)の

震災から5年 3生産者の皆さんと話そう会」に参加し生活クラブ岩手の組合員のみなさんと交流してきました。

三陸鉄道南リアス線 盛駅

生産者のみなさん(株式会社高橋徳治商店株式会社丸壽阿部商店重茂漁業協同組合)からは

現在の生産状況と課題について発表がありました。

震災から5年が経とうとしている今、復興工事が進む中、首尾よく自立再建する被災者がいる反面

困窮に追いやられる被災者もいらっしゃいます。

水産加工業においても苦渋の選択を重ね操業再開に漕ぎつけたこと。社員の生活を守るために最善を尽くしていること。

それでも震災前の経営状態になるまでにはまだまだ時間が掛るが決めた道だから

ぶれることなく進んでいきたいなどお話ししてくださいました。

高橋徳治商店の社長さん

また、人と繋がることの有難さや喜びは明日への活力だとも。職種は違えど同じ思いを感じて嬉しくなりました。

会場では当財団も紹介していただき日ごろのご支援に感謝申し上げ、改めて活動の内容も紹介させて頂きました。

支援を求める人に寄り添い「自立」を目指して一緒に歩んで行くことを生業としていますが、

そんな私たちも生活クラブの組合員さんやグリーンコープの組合員さんの支え(カンパ金)で活動できているんですね。

岩手事務所の統括と仙台本部の事務局長

その後は生産者さんから提供して頂いた食材で「おでん」と「牡蠣ご飯」と「ワカメのてんぷら」の試食会と言う流れで。

三陸は旨い!これに尽きます。

試食会の様子

よく被災地へは現地を訪れてみないと分からない。と言われますが、

被災地から私たちを支援してくださる方々の元へ行って見ないと分からない事もたくさんありました。

本当にお世話になっているんだなーと実感しました、ありがとうございます!

皆さんの思いを感じながら明日からまた見守り訪問やサロンを通じて誰かのお役に立ちたいと思いました。

【参考リンク】
震災から5年 3生産者の皆さんと話そう会

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