高橋徳治商店のハンペンを仮設住宅に届けました。
東松島市にある高橋徳治商店は震災前は石巻市に工場があり練り物などの商品を作り販売してい.
る伝統100年の老舗です。
震災で全3工場が津波に流されましたが、平成25年7月に東松島市に工場を新設し、商品を作り販売しています。
今回、試作品のハンペンを大量に頂きましたので、当財団で、仮設住宅に、お届けさせて頂きました。
試作品と言えども、枝豆の香りがする、とても美味しいハンペンです。
冷凍で半年も、もつという商品なので、仮設住宅でのイベントなどにも使えそうです。
同じ震災の被災者でありながら、再建されて、新製品にも意欲的に取り組んでいる高橋徳治商店様に、
皆様、とても感動・感謝されていました。高橋徳治商店様のホームページは
公益財団法人共生地域創造財団の本部が今年の4月に仙台市から名取市に移転したので、
ご挨拶も兼ねて名取市内にある5箇所(植松入生・箱塚桜・愛島雇用促進・愛島東部・箱塚屋敷)の
仮設住宅に、お届けさせて頂きました。
名取市の仮設住宅には閖上で被災された方々が多く住んでいます。
復興住宅が出来あがっているので、仮設住宅の空き家も多くなっていますが、
住んでいる方々は、時々イベントなどを通じて、住民同士の繋がりを築いているようです。
名取に越してきたので、出来る限り今後も、お役に立てるような活動を行っていける
ようにしたいと思います。