〖みんな農園~第7弾 ついに小屋完成!~伝えたいことがたくさんあるんです!編〗

岩手県大槌事務所では、2019年に発生した台風19号で被災を受けた山田町船越田の浜地区で住民さんと共にコミュニティ農園を開園し作業しています。

 

前回のブログで小屋作り始動の様子をお伝えしました。

小屋本体の制作に要した時間は…なんとたった2日!

作業開始時間よりも早く来て作業したり、あわび漁の合間を縫って参加するなど、積極的な参加が見られました。

また材料や工具、電源(電力)の提供など、それぞれが自分自身のできる限りを尽くし互いに知恵と力を合わせ立派な小屋が完成!

海の家を連想させる爽やかなアイボリーカラーが朝陽に輝きます

強い浜風があたる場所の為、心配と不安が口から出てくるスタッフに対し「大丈夫だぁがら、心配すんなっ!」と怒られてしまいましたが、自信満々なその顔は夕陽に染められ、お父さんたちをより男前に魅せていました。

強風対策もホームセンターに問い合わせ何度も何度も協議しベストな方法で設置完了!

小屋のドアも住民自ら交渉し、豪雨災害で解体となった住宅から調達してくれていました。

翌日、アワビ漁が始まる為スタッフのみで小屋の塗装を行う予定でしたが、ペンキ缶の開け方も知らないスタッフは近所のお父さんにSOS。「ざぁ!ほんっとに手が焼げんなぁ」と言いながらも農園まで来てくれ、すぐ塗装できるように準備を整えてくれたり、

様子を見にきたという方からは「ここ塗り残し!」と厳しいご指導をいただきながらも冗談を言い合い笑い話で盛り上がった2日間でした。

ちょっとクリーム色に塗装された小屋に、田の浜地区のみなさんから「立派なかわいい小屋だねぇ」などとうれしいお言葉をたくさんいただいております。

 

そして苗付け作業時は「食べれるほどできないんじゃない?」とネガティブだったみなさん。

その中でただ1人、スタッフの村上だけは「絶対おいしい野菜がたくさんできるから!」と言い続けてきました。

その想いに野菜たちは応えてくれ元気に成長し、どこのお宅の野菜よりも立派な野菜になってくれました。

どや顔のスタッフを横目に「よく頑張ったね♡」と野菜を労うみなさん・・・。

何度もしつこく”褒めてオーラ”を醸し出すスタッフに根負けし、最後にはスタッフもお褒めのお言葉をいただきました。

 

作業中、みなさんから「小屋が完成したらみんなで収穫祭をやっぺし!」と提案がありました。

「待ってました!」と言わんばかりに、その提案にすぐ乗るスタッフはさっそく段取り開始!

コロナ感染予防対策も考えながら計画を立て、いざ収穫祭!

小松菜や春菊などの葉物を使ってなにを作ろうか?シェフ担当のお父さんに相談します。 毎日大きく少しずつ丸くなるキャベツがかわいらしい!

今回はここまで。この続きは次回に乞うご期待!(村上)

 

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