岩手県気仙郡住田町へこたつ布団の配布を行った。

公民館の方が、近くの仮設住宅の方からニーズを集計していただき、
持ち込みさせていただいた。
荷下ろしを完了したところで、
担当の方が、
「みなさん寒いでしょうから、これから声かけしてきます」
と日が落ちるそうななか出て行った。仮設住宅の一軒一軒に声をかけて回られました。
しばらくすると、住民の方々が続々とこたつ布団を取りにいらした。
「こたつは頂いたけど、布団がなかった」
という方が多く、感謝のことばを頂きました。
ある住人の方の荷物を運びながら、お話をしました。
「みなさんどこから来たの?」
「私は仙台からですが、こたつ布団と車は、九州です。」
「全国から世界から本当にいろいろな人に助けてもらってありがたい」
また、
「ここの冬はまだ本格化していない。それまでは、暖房をつけずに着込んで過ごします」
仕事を失って、収入がないなか今あるものを使ってしまうことは、
本当に不安なことと思います。
以前住まわれていた陸前高田より、こちらの方が寒さが数段厳しいそうです。
高齢の方も多く、慣れない環境の中、生活するのは大変です。
せめて暖かい部屋のなかで過ごしていただきたいと願います。

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