ひまわりプロジェクトの活動に参加しました。【福島市】
時は、9月13日。抜けるような青い空と太陽の光がまぶしい中で、
ひまわりはたくさんの種をつけて、稲穂が首を垂れるが如く、首を垂れています。
長靴、帽子、タオル、長袖シャツとやる気に満ち溢れたみなさんは、6名。
ひまわりは、太陽の下、どれも力強く、しっかりと立っています。
2メートルほどの高さでしょうか。
腕を伸ばし、直径20センチほどに成長し、首を垂れたひまわりを鎌で切り取っていきました。
青空の下での作業は、とてもすがすがしく、気持ちのよいものです。
米袋(30キロ)にして、46袋のひまわりが収穫されました。
・・・しかし、作業はこれで終わりではありません。。。
少し離れた場所にあるビニールハウスに、それを運びこみ、タネを取り出す作業が残っています。
太陽がさんさんと降り注ぐ中で、ビニールハウス内は、まるでサウナのようです。
一心不乱にみなさんタネを取り出しますが、暑さで体力が消耗していきます。
2時間頑張りましたが、20数袋は次回に持ち越しとなりました。
土を耕し、種を植え、成長を見守り、種を食べてしまう鳥たちと共生しながら、収穫の日を迎える。
この営みを通して、生命の豊かさや大切さを学ぶのはもちろんのこと、
震災後、土壌汚染のためひまわり油が作れなくなった福島のために、
全国のみなさんがひまわりを育てタネを送ってくださる、
その苦労を肌で感じることができます。
現在も、まだ福島でとれたひまわりを油として使うことはできませんが、
みなさんと共にあるということを感じるために、こうしてひまわりを毎年作り続けています。
来年は、種を蒔くところから、ぜひ参加し作る喜びも感じつつ、
全国のみなさんと連帯できたらと心新たにしました。
この1年は体力作りに励みます!!
【豊田】