〖みんな農園~第16弾 日本の夏、苔玉の夏~〗

この度、火山島フンガトンガ・フンガハアパイの噴火と、それに伴う地震や津波で被害にあわれた皆さまへ謹んでお見舞い申し上げます。そして、被災された方々が一日も早く元の生活に戻れることを、心よりお祈り申しあげます。

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岩手県大槌事務所では、2019年に発生した台風19号で被災を受けた山田町船越地区で住民さんと共にコミュニティ農園を開園しています。

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山田町の海水浴場が海開きとなり、近くの海水浴場も連日にぎわっています。毎日続く灼熱の暑さに地域住民のみなさんも参ってしまいダウン寸前。ウニ漁も始まり毎日忙しく働いているみなさんに、少しでも涼と癒しを感じてもらいたいとみんな農園でお世話になっているグリーンハートやまださんに相談し苔玉教室を開催しました。

コロナ禍の為人数制限はありましたが男性も含め計6名の方々が集まり、

当日は同じ地区でありながら久しぶりに顔を合わせる方々ばかりで大変に賑やかなあいさつを交わし暑さも吹き飛ばすパワフルぶり。

みなさん、苔玉の存在は知っていたようですが、今まで手に触れてみることはなかったようで間近でみるコロンとした苔玉に興味深々。

まだ植物も選んでいない段階からたくさんの質問が一斉に飛び交います。

今回の苔玉は従来の作り方ではなく、準備も作り方も簡単で管理もしやすい方法で教えていただきました。

が、これがまた意外に難しく思うように土と藻がくっついてくれません。その為みなさんの苔玉がどんどん玉が大きくなってしまいあちこちで「それでば皿がらはみ出んがっ」「おめさんもだぁが」と言う会話が聞こえてきます。

思いもよらぬ土との激闘を繰り広げ、なんとかコロン…とは程遠いけれど、しっかりと重厚感のある苔玉が完成!

各々持参したお皿に置くとあら素敵♡浴衣でも着ちゃおうかしらと言わんばかりに一気に和の雰囲気に包まれ、心なしかお言葉もきれいになります。

グリーンハートやまださんも苔玉講座は初の試みだったようでしたが、とても楽しい時間になりました。そして、みなさんには採れたて新鮮野菜のお土産まで準備していただいて感謝!みなさん大満足して帰られました。

次回も季節にあった企画を計画中♪みなさんがまだチャレンジしたことがない意外な植物を考えています。

こうご期待!

 

<ひな鳥のその後・・・>

いつものように小屋のドアを開けると床一面に糞が落ちており“まさか”と思いながら恐る恐る巣を作っている缶を覗くと…『い、いない』少し寂しくなり〝しゅん”としていましたが、一面の散乱に一瞬にして我に返り、「片付け誰がやるの~!」と涙を流すスタッフでした。もう!立つ鳥跡を濁さずだぞ!

 

(村上)

 

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