〖みんな農園～第15弾　甘えん坊は甘くなる？～〗

この度、火山島フンガトンガ・フンガハアパイの噴火と、それに伴う地震や津波で被害にあわれた皆さまへ謹んでお見舞い申し上げます。そして、被災された方々が一日も早く元の生活に戻れることを、心よりお祈り申しあげます。

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岩手県大槌事務所では、2019年に発生した台風19号で被災を受けた山田町船越地区で住民さんと共にコミュニティ農園を開園し作業しています。

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例年よりだいぶ早く梅雨明けし、夏本番をいきなり迎えることになりセミもスタッフも暑さに対応できず小屋から出たり入ったりしております。農園の野菜やお花も灼熱の太陽を存分に浴び猛スピードで成長中！

そんな中でも農園の夏野菜たちは驚くほどに成長し、毎日スタッフやみなさんを驚かせています。

とくにもメロンとトマトはとっても手のかかる甘えん坊♡

農園の「期待の新星・メロン様」はうどんこ病になりどんどん周りにうつってしまうため毎日剪定作業に追われています。農園に来る仲間達に剪定の仕方を教えてもらい、毎日友達と剪定作業しながらツルが上に伸びるよう棚を作ったり網をはったり試行錯誤していました。が、成長期の為作業が追い付かず…ジャングル状態になっていました。そこで、スタッフは決意します。

「そうだ、葉っぱを切ろう！」思い切って散葉(散髪)することになり始めはためらいながらでしたが、1回切ってしまうともう怖いものなし！どんどん葉っぱを切っていき果実に陽があたるようになりました。希少なメス花に手作業で受粉させたりと、とても手がかかりましたがみるみる大きくなり自然に幹から外れ高貴な香りをさせています。

実は、みなさんに内緒で切った為とても不安でしたが、みなさんから「良くなったがっか！」と思いもよらないお褒めのお言葉をいただきました。

そしてみなさんからの支持率№1の夕顔は今にも落ちてしまうのではないかとハラハラするくらい、でぷっと大きくなりました。

どんどん収穫できるくらい大きくなり、農園に遊びに方々から「早く朝市を開催してほしい」とたくさんの声をいただき、作業しているみなさんとも相談し予定より大分早く農園市を開催することにしました。

今回は急遽の開催になるため口コミ開催になり少し不安ですがたくさん集まればいいな…

（村上）


ヒナたちもすくすく成長し、こんなに大きくなりました。飛び立つ日が近いことを感じながら見守っています。	パンパンに実ったトマトを作業の合間につまみ食い。ポンっと口の中に入れた時のあの採れたてトマトの青臭さとたくさんの果汁が、たまらない最高のご褒美！