「じーばーアート展」(11/5~6)開催

コロナ禍でサロンなどの開催自粛期間にも、古着などを活用して手芸作品や手先の器用さでいろいろと作品制作をされていた訪問先の方々が沢山いらっしゃいます。
常々、見守り訪問するたびに作品の出来栄えに感嘆し、こんな素敵な作品を自宅に飾って置くだけなんてもったいない!!ぜひ、沢山の人に見てもらいたい!そんないちスタッフの思いが「じーばーアート展」開催となりました。アート展と聞いて自分の作品を「こんなのーおしょしぃー(気仙語:恥ずかしい) 誰ぇ見んだべぇ」と言いながらも快く出展に協力してもらいました。アート展は11月でしたが、それまでにまだ期間があるからいいものを創りたい!と制作に励んだ方もいましたよ!出展をお願いしに回りながらアート展が楽しみなのと成功しますようにと緊張感が膨らむのでした。

市内にあるショッピングセンターの催事場を展示会場にと決めたのは7月のこと―。

会場スペースが埋まる位の作品が集められるだろうか、コロナの感染状況によって開催すべきかどうかの判断も難しくなるのではないかなど、準備を進めながらも緊張することが多くありましたが、11月5日~6日の2日間で延べ250人以上の来場者がありました。

開催初日は町内の市の日と重なり、たくさんの来場者で幸先よいスタートでした。展示作品を観覧し講師として教えてほしいので本人と繋がりを持ちたい方、作品のアイディアからヒントを得て創作意欲が沸いたと話す方もいらっしゃいました。

 

また他にも、今後の活動の役に立てればと財団に折り紙のレシピ本の寄付を願い出てくださった方、地元で高齢者サロンで教えたいので作り方を教わりたいと実演コーナーで折り紙と奮闘した方、団体の活動に興味を示し開催期間に足しげく通ってくれた方もいて、子供からご高齢の方まで幅広い年齢層のご来場がありました。
コロナ禍の影響を心配しましたが、出展者のおじいちゃん、おばあちゃんもたくさんの人たちが自分の作品を歓談しながら眺める様子を見るにつけ「出展してよかった。また頑張ろう」と思ったり、会場にお越しいただいた皆さんが感動や眼福を得る機会となりえたことはわたし達にとっても大きな喜びです。

また、会場では来場者にアンケートを実施しました。
コロナ禍で自粛期間が長期化していることも影響しているのかもしれませんが、
多くの人たちは外で誰かと出会い、楽しい時間や美味しい時間を一緒にを過ごしたいと感じていることが分かりました。人と人がつながり地域や地域の人たちと共に支え合いが張り巡らされた地域コミュニティ形成を目指します。

【記事:大和田 あゆ美】

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