秋の花見山を訪問

先日、福島のNPO法人花見山を守る会の代表の高橋さんを訪問しました。

バザーなどが開催されている休憩所

東日本大震災後に親を失い震災孤児となってしまった21名の児童に対し社会人となるまで

学業応援基金を支援し続けているのが「花見山を守る会」の方々です。

春にはハートの形になる桜の木の横でお話を聞きました

子どもたちが自立する力を遠くから見守り育てられるような関わりを持ちたいと考えているそうです。

この支援に賛同してくださる方々への感謝の気持ちを込めて子どもたちや活動を応援してくれる方々が

花見山に来た時には心からリフレッシュできるように、花見山の維持管理を仕事の合間に

ボランティアの方々と一緒に行っています。

急な斜面の草刈りをボランティアさんが行っていました。

震災から10年と半年が過ぎ、現在は8名の児童を支援しています。

当時一番幼かった3歳の子が、今は14歳になっています。

国からの直接支援はなく県からの支援があるだけなので、花見山の休憩所の販売品や

バザーの収益をすべて支援へと寄付しながら、子どもたちが全員社会人になるまで

あと10年は活動を続けていく予定とのことです。

花見山の山頂からの展望

「コロナや自粛生活で気分が落ち込んでいる方にも、花見山にぜひ来てもらいたい」

髙橋さんは穏やかに話してくれました。

NPO法人花見山を守る会 震災孤児義援金振込先

【 記事:吉田 】

 

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