丸森町で暖かいラーメンをお届け
2019年台風19号の被害を受けた宮城県丸森町。
被災された方々に温まってもらいたいという思いで続いてる
『丸森屋台プロジェクト』の活動のお手伝いに参加しました。
新型コロナ禍の中、家族の時間を楽しんでもらおうと暖かいラーメンを配達しています。
台風19号では町内の中心地が水没してしまいました。
屋台の駐車場を貸してくださった生花店さんも床上50㎝程の被害があったとのことです。
近くの電気屋さんへラーメンを配達しながら当時のお話を伺いました。
発災当時は店内の商品や倉庫の商品が水に浸かってしまい、
店内はいまだに床の張替えが完了していないままの営業です。
個人での復旧はまだまだ時間がかかる状況です。
次の場所ではお盆をもってラーメンを取りに来てくれる住民さんがいました。
ラーメンができるまでおしゃべりがはずみますが、
話す内容は発災当時の大変だったことや、今に至るまでのことです。
丸森屋台プロジェクトのボランティアさんは
「今でも何か困ってることないの?」と
被災者した方に寄り添うように声を掛け、労わることを欠かしません。
最後の会場は、あぶくま荘にて開催していた『丸森復興アート展2020』です。
(丸森復興アート展2020の開催期間は11月29日~12月1日です)
丸森町出身の書道家の宍戸煬竹さんが故郷の為にと開催し今回で3回目となりました。
平日でしたが、会場は地域の住民さんが訪れて作品を楽しんでいました。
これから寒い冬を迎えます。丸森屋台プロジェクトの皆様の活動が守られますように。
【 記事:吉田 】