亘理町「しあわせきいろプロジェクト」
前日の雨模様から一転、素晴らしい天気に恵まれた日曜日
「しあわせきいろプロジェクト」参加してきました。
亘理町吉田地区は砂地の土地を活かして、良質のいちごの生産地でした。
津波の被害に見舞われ、いまはまっさらな土地です。
そこに東京ドーム5個分の菜の花を植えて、
復興のシンボルと塩害からの農地改善を目的にしたプロジェクトです。
主催は自産自消を掲げ、耕作放棄地の解消、そして日本の農業を盛り上げて行こうと
活躍されている「マイファーム」さん。地元宮城で、震災後すぐに農業支援を開始された
「ふるさとファーム」さんでした。
昼前に集合し、まずは地元名物のはらこ飯で腹ごしらえ。
そして畑の方へ移動しました。
畑の区切りがなく、更地という印象。
「ここからあそこまでが範囲です」といわれても目印がないので、
広さが分からない。
まずは全員(約100人)で畑の瓦礫を拾った。
ハウスの支柱、ビニールを始めいろいろなものがまだ残っており、
あっという間に集まった。
そして、種播き
参加者が一列になって一斉に種を播く。
2時間の作業で東京ドーム1個分くらいは行ったのではないだろうか。
順調にいけば来年の5月には花が咲くとのこと。
菜の花の小さな種が大きな希望になればと思う。
参加されていた農家さんたちが生き生きされていたことが、
すでに物語っていた。
ふるさとファームの田澤社長は、今回の震災で失ったものは大きいが、
ここで新しい形の農業を作りたいとおっしゃっていた。
農業の6次産業化を切り口に、ブランドを構築し、
次世代が農業を担えるものにしたいと考えられていた。
配島