共生地域創造財団

折浜・蛤浜支援活動

牡蠣の養殖復活に向けた取組み!

被災物の清掃から、漁業復興までの作業を共に行います。
  • 石巻市牡鹿半島の入り口に、折浜・蛤浜という漁港があります。20戸以下という非常に小さな漁村ですが、以前より牡蠣の養殖や定置網漁を行う活発な集落でした。

    この度3月11日の津波により蛤浜では半数の家が全壊し、集落の漁船はすべて流されました。同様に隣の折浜においても牡蠣養殖に使っていた資材や船は流され、壊滅的な状況となっています。

    私たち支援共同事業体では、土砂の流れ込んだ家屋の清掃から、海岸沿いに流れ着いた被災物の処理に始まり、この集落で再び漁業が再開できるまでのプロセスを共に歩むプロジェクトを展開しています。

産業支援活動

てしごと支援、雇用機会づくり活動

石巻市川口町にある高橋徳治商店の工場の復旧作業をお手伝いしました。
本社、工場ともに津波の被害を受け、土砂のかき出しから以前より製造していた練り物製品の生産再開までの作業を共に行いました。

工場内の清掃作業をはじめ、清算に必要な資材や備品の用意や、事務所機能の整備など、様々な作業が必要とされています。この工場で作られた製品は、 以前より当支援事業の主体である生活クラブ、グリーンコープでも販売されていた経緯から、両生協からも人手を派遣し、復旧作業を急ぎました。

津波被害から生産再開へ!

2011年7月末、本社工場の泥かき作業が完了し、生産の再開に向けた具体的な作業が少しずつ始まりました。水につかり故障した機械の運び出しや、生産備品の修理や臨時生産ラインの手配など、工場の作業を高橋徳治商店の社員とともに行ってきました。

10月に火入れ式及びテスト運用を開始し、少しずつではありますが、商品の生産が再開しております。

この支援活動でお手伝いしている高橋徳治商店は、本社工場を東松島へ移し、生産を再開されています。
復興第一弾商品「おとうふあげ」をはじめ数アイテムが、生活クラブ・グリーンコープ生協ほかで販売再開しています。

産業支援活動農業支援活動

仙南エリア 亘理町、山元町でのイチゴ農家支援

仙台の南方面にある亘理、山元周辺は、イチゴをはじめとする果樹の産地として東北では有名な場所のひとつです。
沿岸部に並んでいたビニールハウスは跡形もなく津波に流されてしまいましたが少しずつ再開しています。

仙南エリア 亘理町、山元町でのイチゴ農家支援
ボランティアに参加して・・・・
ボランティアに参加された方々の感想などを紹介します。
• はじめて被災地を訪れて
• 津波前の女川を思う