支援活動

共生地域創造財団は「伴走型支援」に基づいた支援活動をしています。

伴走型支援とは

 

困っているひとたちや生きにくさを抱えたひとたちが様々な頼れる場所を地域の中に見つけられるような支援です。支援のその先には支援する人とされる人が固定化するのではなく、地域に住むみんなが自分の出来ることで支え合って誰ひとり孤立しないよう、伴走型支援を通して人との繋がりや居場所等の仕組みがびっしりと張り巡らされた共生社会を目指します。

共生地域創造財団が行う「伴走型支援」

  1. 出向いて探す(アウトリーチ) —出会うための訪問活動を行う—
  2. 出会う —出会う事から始まる支援—
  3. 聴く(真摯な姿勢での傾聴※1) —人を大切に思う・当事者から学ぶ姿勢—
  4. 声を拾う(困りごと、悩みごと) —「主訴」に気づき、一緒に考えようとする姿勢—
  5. 見通しを立てる・伝える —希望への道程となる支援プランをつくる。また、伝える—
  6. 必要な地域資源と協働して伴走する —行政、民間団体との協働をコーディネートする—
  7. 対象者が主体になり得る地域を創造する —相互多重的に支え合える地域創りを目指す—

※1:聴く側の3要素

「共感的理解」に基づく傾聴

聴き手が相手の話を聴くときに、相手の立場になって相手の気持ちに共感しながら聴く。

「無条件の肯定的関心」を持った傾聴

相手の話の内容が、たとえ自分と違う考えであっても、初めから否定することなく、なぜそのようなことを考えるようになったのか関心を持って聴く。

「自己一致」に基づく傾聴

聴く側も自分の気持ちを大切にし、もし相手の話の内容にわからないところがあれば、そのままにせず聴きなおして内容を確かめ、相手に対しても自分に対しても真摯な態度で聴く。

伴走型支援事業

「復興ではなく新たな共生社会の創造を目指す」を理念のひとつに掲げています。 被災の有無を越えた「協力し合える地域づくり」「分断を生まない社会の創造」のため地域に根差した行動を実践...

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能登半島震災支援事業

2024年令和6年1月1日16時10分頃に石川県能登地方で発生した地震(M7.6、最大震度7)に伴う地殻変動が観測されました。地震による津波も発生。その後も余震が続き、避難生活...

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2024 Noto peninsula earthquake donations

  There was an earthquake of 7.6, maximum seismic intensity that occurred in the Noto r...

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中間支援事業

公益財団法人共生地域創造財団の中間支援事業は 東日本大震災からの復興を目的として全国から支援カンパ金を募り、岩手・宮城・福島で活動するNPO等の支援団体へ物資支援、食糧支援、助成...

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地域づくり事業

伴走型支援を拡めることを目的に東北各地で研修会を実施しています。 構成団体であるNPO法人ホームレス支援全国ネットワークと協力した「伴走型支援士講座」や、各分野の専門家を招いて「...

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支援活動の歩み

共生地域創造財団の10年間の活動と今後の展望をお伝えする冊子を作成いたしました。 下記画像をクリックしていただくと、デジタルブックでご覧いただけます。

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