川内村の近況報告

福島支援に力を入れていくために、近況を知るため川内村を訪問し、

NPO法人昭和横丁の代表志田様に案内していただきました。

川内村 2017.7.7.jpg

除染が終わり避難解除となった川内村には帰還した方々はほぼ高齢者です。

住民が戻っても被災前とは比べ物にならず、5年後、10年後、30年後の人口減少は免れない

地域の未来に、どんな支援が必要なのでしょうか?

いわなの里.jpgIMG_0782.jpg岩魚の里は、高台にあり今日の最高気温33度でも心地よい風が吹いていました。

震災後、放射能が心配された岩魚も、今はここで養殖され訪れる方々へ塩焼きとして出されています。

この養殖場では、釣堀もあり岩魚を釣って持ち帰ることも出来ます。

IMG_0806.jpgIMG_0811.jpg一方、別の高台には除染後の廃棄物の仮置き場がありました。緑のカバーが一面にかけられています。

川内村はとても広く、しばらく山へ向かって走ると、一面に葡萄の木が1万本植えられている畑に出ました。

ワイン畑.jpgワイン1万本.jpg復興支援の一つとしてワインを造る予定だそうです。見事な畑でしたが、今後、育樹や収穫、仕込み、瓶詰め、販売など

たくさんの課題があり、今後の進捗状況が気になります。復興の1品になったら、良いですね。

森林再生プロジェクト.jpg民家除草支援 2.jpg森林再生プログラムとして自然を育てる支援のほかに、民家の除草を行う支援も必要とされているようでした。

どちらもたくさんの人手が必要で、ボランティアの重要性を感じます。

イベント予定地.jpg冷蔵庫.jpgこの夏にはイベントを行う予定があり、お借りしている場所の草刈が必要です。

また買い物が容易に出来ない高齢者のためにテント市開催を計画しています。

食品や商品の準備や場所の整地など本当に、やらなければならないことが山積みで、地元の高齢者だけで

運営していくことが可能なのか、どのようなサポートを行えるのか思案しなければなりません。

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