公益財団法人 共生地域創造財団

2015/10/29

毎週、日曜日と火曜日の午前中に開催している朝市を訪問しました。

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この朝市は、郡山市にある南一丁目応急仮設住宅の集会所前で行われます。

この仮設住宅には放射能汚染で避難している方々が多く住んでいます。

当財団では、この仮設住宅へ昨年はキッチンカーを貸出し、

今年の夏には大型冷蔵庫を設置する支援をしています。

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たくさんの野菜は、生活くらぶより届き、安価で仮設にお住いの方々に販売しています。

野菜だけでなく、三陸の海藻や、調味料や手作りの惣菜などもありました。

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惣菜はキッチンカーの中で作られていました。

今日は、野菜の天ぷらに、煮物、手羽先などです。どれも美味しそうです。

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朝市を始めた経緯を聞くことが出来ました。

仮設住宅に住んでしばらくたった頃、60代の方が亡くなる事が続いたそうです。

原因を考えたとき、今まで家で野菜を作り豊富に食していた人たちが

仮設に住んで野菜を買うようになり摂取量が激減し、免疫力が大幅に落ち

病気になることが多くなったからだと思ったそうです。

近くにはスーパーも無く、重たい野菜は、ますます食さなくなりました。

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野菜を、もっと身軽に変えるようにと、今では生活くらぶを中心に

色々な野菜が入荷し、仮設の方々は安価で買えるようになったそうです。

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どこの仮設住宅でも、一人暮らしの高齢者の事や、引きこもりの方などへの

対応に大変ですが、この仮設住宅では、なるべく皆が出てこられるようにと

朝市やバーベキュー・芋煮などのイベントや、掃除ボランティアなどを行っているそうです。

放射能汚染の問題は、除染が進んでいるとはいえ、定住地が決まるまでは、まだまだ

遠い道のりになります。当財団でも、何か力になれるように見守って行きたいと思います。

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