(広島からの報告)長引く避難所での生活
被害の大きかった広島市安佐南区八木地区の支援に入っています。
広島ICから近く、被災地域と平行するように国道54号線が走っている地域です。
新旧交ざった住宅地で、狭い路地に住宅がぎっしりと立ち並んでいます。
また、土砂災害は、津波のように海側から面のようにというのではなく、線で被害をもたらします。
山に降り注いだ雨が、谷に集中し大きな流れを作りだし、土石流を発生させます。
流れに外れたところは、浸水はあれど、土砂の被害は免れています。
ただし、地盤がゆるみ、バランスが崩れていることもあり危険であることは間違いあり、避難所で生活をされています。
NHK news web抜粋
広島市の安佐南区と安佐北区の10か所の避難所には、3日午後6時の時点で390世帯818人が避難しています。
▽安佐南区では、避難勧告が続く地区の3か所の避難所に346世帯724人が、このほかの地区でも3か所に28世帯71人が避難しています。
▽安佐北区では、避難の指示や勧告はすべて解除されていますが、4か所に16世帯23人が避難しています。
食料と寝るところは確保されても、プライバシーはなく、体育館の固い床ではなかなか身体が休まりません。そして、日中は30度近くになることもあり、暑さも心配です。
地域事情に詳しいグリーンコープひろしまのスタッフの方は、避難所の方々の不憫がないように、ニーズを聞いて廻っています。