えひめ伴走型支援助成『NPO法人シルミルのむら』

2018年7月に西日本各地に多くの被害をもたらした西日本豪雨災害。

愛媛県内で被害が大きかった野村町で活動されている

NPO法人シルミルのむらから活動報告が届きました。

おかえり食堂の持ち回りの看板を背に

人口約11,000人の野村町は高齢者の方が多いため、

住民さんは新型コロナ感染への関心は高く、

人数の多い集まりはいまだに開催しにくい時期が長く続いています。

そんな中でも、少人数で集まりご飯を食べる『おかえり食堂』に参加された方が、

少しずつ関心を示してくれているとのことでした。

この集まりが、何を目的とするものなのかを説明するきっかけとして、

手ぬぐいや、紙の箸置きを配布して意識を向けてもらう新たな計画が進行中です。

小豆文化の町にちなんだあずき色の手ぬぐい

今年の自然災害はコロナ感染予防型の支援として、炊き出しが地域のボランティアで実施されました。

お弁当を配布する炊き出しの形は、在宅被災の方々へも支援が届き、

お弁当を受け渡す時の他愛もない会話から、在宅被災者の小さな声を拾い支援につなげる可能性を感じました。

『おかえり食堂』でもお弁当を地域の方が作り、その場で食べられない人は持ち帰るという形をとっています。

この食堂の経験が災害時に役立てられることを願います。

【 記事:吉田 】

おかえり食堂開催中の看板

 

 

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